如春夜夢

発達障害児の子育て記録です。

大丈夫?

愚痴。


私にはちょっとした持病があって、疲れがたまったり寝不足だったりすると症状が出やすくなるのだけれど、
先日ひどく具合が悪くなってしまった。


何とか幼稚園のお迎えから帰宅して、
それから頭が割れるように痛いのと動悸吐き気で動けない。
動けないのだけれど、
うちの子どもたちは帰宅してから手を洗ってトイレにいって着替えておやつを食べるという手順を守りたがる。
それはもう厳粛に。


だから無理していつも通りの手順をこなしておやつを用意したあと、
とうとう床に倒れこんでしまった。
文字通り動けない。


だけど、上の子にはそんなこと関係ない。目に入っていない。
おやつのあと、「ママと遊ぶ」という予定をいつも通りに進めたい。
遊ぼう遊ぼうとうるさいので、
ママは具合が悪くて動けないから今日だけはどうか許してくれと懇願した。


そうしたら倒れている私に向かって、
じゃあ4時までなら休んでてもいいよ、と言う。
時刻は3時55分である。あんまりだ。
違うんだ、今日は具合が悪いから予定を変更したいんだ、見ての通りママは動けないんだ。


朦朧としながら噛んで含めるように何回も説明してやっと諦めてくれた。



仕方がない。
彼には悪気はない。
予定をこなしたい、それがまず頭にあってそうなると目の前の現象なんて見えない。
責めてはいけない。


仕方がないのだけれど、
大丈夫?
の一言を聞きたかった。
それができるようになるだろうか。

怪我をして泣いている女の子の絵を見て、あなたなら女の子にどんな声をかけますか?
みたいなテストをどこかでやった。
彼は「泣いているね」と言った。
こちらにとって当たり前のことを教えるのは難しい。